「昔親から譲り受けた漆器、押入れにしまったままだけれど、価値があるのかしら…」
「使う機会もないし、もし良いものなら買い取ってもらいたいけど、どこに頼めばいいのか分からない…」
長年大切に保管されてきた漆器の扱いに、このようにお悩みではありませんか?
漆器は日本の素晴らしい伝統工芸品であり、中には思わぬ価値が眠っていることも少なくありません。
しかし、専門的な知識がないと、その価値を見極め、適正な価格で買い取ってもらうのは難しいものです。
本記事では、漆器のおすすめ買取業者をはじめ、買取相場や査定のポイント、高く売るコツまでわかりやすく丁寧に解説します。
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【徹底比較】漆器のおすすめ買取業者
漆器を適正な価格で買い取ってもらうためには、信頼できる買取業者を選ぶことが何よりも重要です。
しかし、多くの買取業者が存在する中で、どこに依頼すれば良いか迷ってしまいますよね。
ここでは、漆器買取に強みを持つおすすめの業者をいくつかご紹介し、それぞれの特徴やサービス内容を具体的に解説します。
ご自身の状況や希望に合った業者を見つけるための参考にしてください。
- 漆器を高く売るなら「バイセル」がおすすめ!
- 出張・店頭・宅配買取に対応!査定料・出張費用など0円!
- 経験豊富な専門の査定士が在籍しているので価値が正しく評価される
- 公式HPに買取実績が公開されているので安心
バイセル
引用:バイセル
バイセルは、東証グロース市場に上場している株式会社BuySell Technologiesが運営する買取サービスです。
テレビCMでもお馴染みで、累計4,300万点以上(2015~2024年)という圧倒的な買取実績を誇ります。
漆器だけでなく、着物、切手、古銭、ブランド品など幅広い品目を取り扱っており、まとめて査定を依頼することも可能です。
漆器買取においては、専門知識を持つ査定士が丁寧に価値を見極めます。
作家名が不明な漆器や、多少の傷や欠けがある状態の悪い漆器でも査定対象としており、「もしかしたら価値がないかも…」と不安な方でも気軽に相談できます。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取の3種類に対応しており、全国どこからでも利用しやすいのが特徴です。 8月31日まで、5,000円以上の成約の中から抽選で買取金額が最大5倍になるキャンペーンを行っているので、ぜひチェックしてみてください。
特に出張買取は、自宅まで査定士が来てくれるため、漆器がたくさんある場合や持ち運びが難しい場合に便利です。
安心への取り組みとして、契約日を含め8日以内の返品保証制度(クーリングオフ)や、お客様相談室を設けている点も信頼できるポイントです。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭 |
事前査定 | なし |
出張対応エリア | 全国 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 自己負担 |
宅配・梱包キット | 無料 |
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福ちゃん
引用:福ちゃん
福ちゃんは累計800万点以上の実績を誇る買取業者であり、年間では15万件以上の査定を行っています。
着物や切手、古銭などの買取で広く知られていますが、骨董品や食器の買取にも非常に力を入れており、漆器も買取対象品目の一つです。
福ちゃんは自社で販売できる豊富な販路を持っているため、仲介業者等へのコストを削減でき、その分だけお客様の品物を高く買い取ることが可能となっています。 7月31日まで、出張買取にて5,000円以上の成約となった場合、抽選で買取金額が最大10万円UPするキャンペーンを行っているので、ぜひチェックしてみてください。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取に対応しており、査定料や出張料などの手数料はかかりません。
査定後の無料キャンセルも可能なので、まずは気軽に依頼してみるといいでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭 |
事前査定 | なし |
出張対応エリア | 全国(沖縄のぞく) |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 自己負担 |
宅配・梱包キット | 無料 |
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日晃堂
引用:日晃堂
日晃堂は、骨董品・美術品の買取を専門としており、特に蒔絵や漆器の査定に詳しい専門の査定士が在籍している点が大きな強みです。
作家、時代、装飾、状態、付属品の有無など総合的なポイントから査定を行い、専門的な視点から価値を見極めてくれるでしょう。
状態が悪い漆器(汚れ、ひび割れ、欠けなど)でも査定可能としているので、諦めずに相談してみるのがおすすめです。
買取方法は出張買取、店頭買取、宅配買取から選ぶことができ、査定料や手数料は無料です。 7月31日まで、出張買取にて5,000円以上の成約となった場合、抽選で買取金額が5倍になるキャンペーンを行っているので、ぜひチェックしてみてください。
専門性の高い査定を求める方におすすめの業者です。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭 |
事前査定 | あり |
出張対応エリア | 全国 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 自己負担 |
宅配・梱包キット | 無料 |
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エコリング
引用:エコリング
エコリングは年間50万点以上の買取実績を誇り、国内300以上の店舗を展開している買取業者です。
「なんでも買取」を謳うエコリングでは、非常に幅広いジャンルのアイテムを取り扱っており、有名作家の蒔絵をはじめとした漆芸作品・漆器の買取も積極的に行っています。
エコリングはインターネットオークション・BtoB取引・海外展開など独自の豊富な販売網を持っているため、高価査定が実現可能。
出張買取・宅配買取・店頭買取の3つの買取方法を提供しており、査定料・出張料などの手数料は全て0円です。
作家名がわからない・汚れやキズのあるもの・鑑定書がないものでも買い取ってもらえる可能性があるため、売れるか不安な方もまずは査定に申し込んでみると良いでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭 |
事前査定 | あり |
出張対応エリア | 関西(兵庫県・大阪府・京都府)・首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県)を中心に日本全国の店舗のある地域 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 無料 |
宅配・梱包キット | 無料 |
\ 手数料全て無料!/
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GoodDeal(グッドディール)
引用:GoodDeal
GoodDeal(グッドディール)は、累計取引金額が1000億円を超えている、業界トップクラスの買取業者です。
漆器などの骨董品はもちろん、ブランド品、宝石・ジュエリー、着物、切手など様々なジャンルの買取に対応しています。
GoodDealはリユース業回の専用オークションを主催しているほか、国内外に豊富な販路を持っているため、高価買取が期待できるでしょう。
店頭買取・出張買取・宅配買取の3種類から、自身の都合に合わせて買取方法を選ぶことができるのも魅力です。
出張買取は全国対応&最短当日に訪問してくれるので、忙しい方にもピッタリな買取業者でしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭 |
事前査定 | あり |
出張対応エリア | 全国 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 自己負担 |
宅配・梱包キット | 無料 |
\ 手数料全て無料!/
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なんぼや
引用:なんぼや
なんぼやは、全国に100店舗以上を展開する大手買取専門店です。
漆器を含む骨董品だけでなく、ブランド品、時計、宝石など幅広いジャンルの買取を行っており、経験豊富なバリューデザイナーが査定を担当します。
買取方法は店頭買取、出張買取、宅配買取、オンライン買取に対応。
査定料、出張料、キャンセル料は無料です。
プライバシーマークも取得しており、個人情報の取り扱いも安心できるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭・オンライン |
事前査定 | あり |
出張対応エリア | 全国 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 無料 |
宅配・梱包キット | 無料 |
古美術ますけん
引用:古美術ますけん
古美術ますけんは、古美術・骨董品をはじめ、中国美術・西洋美術・茶道具・書画・絵画・お酒など幅広い知識を生かして多様な部門に対応した業者であり、輪島塗や鎌倉彫といった漆器の買取も行っています。
ますけんは、電話・メール・LINEからの問い合わせが可能で、買取方法は出張買取・宅配買取・店舗買取の3種類から選ぶことができます。
品物や個人情報は厳正に管理されるので、企業から個人のお客様まで、幅広い方におすすめできる業者となっています。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配・店頭 |
事前査定 | あり |
出張対応エリア | 東京都・神奈川県・京都府 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 無料 |
宅配・梱包キット | 自分で用意 |
七ツ堂
引用:七ツ堂
七ツ堂は、骨董品買取や古美術品に特化した買取業者です。
趣味で集めた骨董品から、蔵や物置に眠っていた古い品まで幅広く対応しています。
買取方法は宅配買取(全国対応)と出張買取(関東中心)があり、送料、手数料、見積もり、キャンセル料は全て無料です。
出張買取はクーリングオフにも対応しているので、安心して利用できます。
項目 | 内容 |
---|---|
買取方法 | 出張・宅配 |
事前査定 | なし |
出張対応エリア | 東京都・神奈川県・埼玉県 |
宅配買取の送料 | 無料 |
宅配買取キャンセル時の返送料 | 自己負担 |
宅配・梱包キット | 自分で用意 |
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漆器の買取相場はどれくらい?
漆器の買取相場は、種類、作家、産地、状態、そして市場の需要によって大きく変動するため、一概に「いくら」と言うのは非常に困難です。
しかし、大まかな目安として、代表的な種類や産地別の相場目安をご紹介します。
【種類別】漆器の買取相場
漆器は日用品としての用途があるものから、贈答品や美術品として扱われるものまで幅広く存在します。
以下では、代表的な漆器の種類ごとに、一般的な買取相場の目安をご紹介します。
お椀や膳椀
まず、お椀や膳椀のような家庭で日常的に使用される漆器は、中古市場でも比較的流通量が多いため、状態が良くても1点あたり500円~3,000円程度での買取となることが一般的です。
有名作家ものの場合は、数十万円程度で取引されることもあります。
ただし使用感がある場合や、セットで揃っていない場合は、買取価格は下がるでしょう。
重箱
重箱は見た目の華やかさや保存状態によって評価が分かれるアイテムです。
木製で蒔絵などの装飾があるものは人気があり、1,000円~100,000円前後での買取実績も見られます。
ブランド品や伝統産地の作と確認できる場合は、さらに高額になる可能性もあります。
屠蘇器(とそき)
屠蘇器(とそき)と呼ばれる正月の酒器セットは、贈答品として未使用の状態で保管されているケースが多く、状態が良ければ3,000円~10万円程度の価格帯で買取されることがあります。
特に朱塗りや金蒔絵が施されたものは見栄えが良く、一定の需要があります。
茶道具
茶道具として使用される棗(なつめ)や茶杓(ちゃしゃく)などの漆器は、美術的な評価や作家性が加味されやすいため、2,000円から数万円単位での取引になるケースも少なくありません。
著名な作家の作品であれば、さらに高額での査定が期待できます。
種類別の漆器の買取価格表
以下は、実際の買取参考価格です。
種類 | 商品名 | 買取参考価格 |
---|---|---|
椀 | 根来塗 椀 象牙蓋付 | 10,000円 |
角 偉三郎 作『朱塗 椀』 | 115,000円 | |
角 偉三郎 作『内根来 合鹿椀』 | 75,000円 | |
茶道具 | 茶平一斎 『吹雪 棗』 | 23,000円 |
引用:緑和堂
【産地別】漆器の買取相場
漆器の価値を大きく左右する要素の一つに、その「産地」があります。
有名な地域で作られた漆器は、単なる日用品ではなく、工芸品や美術品としての価値を持つため、買取市場でも高い評価を受ける傾向があります。
輪島塗
漆器の中でも特に評価が高いのが、石川県の「輪島塗(わじまぬり)」です。
輪島塗は、堅牢で耐久性に優れた作りと、漆を何度も塗り重ねる精緻な技法が特徴で、国内外に多くの愛好家を抱えています。
保存状態が良好なものであれば、数万円~数百万円という高額査定になることもあります。
津軽塗
「津軽塗(つがるぬり)」は、独特の色彩と模様が魅力で、何十回も塗り重ねた後に研ぎ出すという、非常に手間のかかる技法が用いられています。
そのため一点一点が重厚な仕上がりとなり、コレクターからの人気も高い漆器です。
相場としては、状態や用途にもよりますが、5,000円から5万円前後での買取が期待できます。
会津塗
福島県の「会津塗(あいづぬり)」も全国的に知られた産地のひとつです。会津塗は、日常使いの食器から高級な贈答品まで幅広い用途に対応しており、比較的手頃な価格帯の漆器が多く出回っています。
とはいえ、蒔絵や金彩が丁寧に施された重箱や屠蘇器などは、装飾性の高さから高く評価されることもあり、1,000円〜2万円程度の査定がつくこともあります。
産地別の漆器の買取価格表
以下は、実際の買取参考価格です。
産地 | 商品名 | 買取参考価格 |
---|---|---|
輪島塗 | 春泉 花鳥蒔絵輪島塗香炉 | 79,200円 |
田崎昭一郎・稲忠漆芸堂 輪島塗日本橋蒔絵飾皿 | 71,500円 | |
日野拓也 木製 山水蒔絵輪島塗香炉 | 100,100円 | |
津軽塗 | 津軽三味線用 津軽塗胴掛 天神袋 | 11,000円 |
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どんな漆器が高く売れる?査定のポイントを解説
漆器の価値は、様々な要素によって決まります。
お手持ちの漆器がどのような特徴を持っているか、以下のポイントを参考に確認してみましょう。
- 素材の質
- 製法・塗り
- 加飾技法
- 作者・産地
- 時代
- 状態
- 付属品の有無
素材の質:天然木と天然漆が基本
漆器の素地(きじ)には、欅(けやき)、水目桜(みずめざくら)、栃(とち)、檜(ひのき)といった天然木が使われているものが良質とされます。
特に国産の天然漆は採取量が少なく非常に貴重で、これら天然素材で作られた漆器は高く評価される傾向にあります。
プラスチックや木粉を圧縮して作られたもの(木乾)は、天然木に比べて価値が低くなることが一般的です。
製法・塗り:職人の技が光る手仕事
職人が時間と手間をかけて一つ一つ手塗りした漆器は、漆の層が厚く深みがあり、独特の風合いを持ちます。
また、輪島塗の「地の粉(じのこ)」のように、下地づくりに手間をかけているものは堅牢で、修理して長く使えるため価値が高まります。
呂色塗(ろいろぬり)のような高度な塗り技法も評価されます。
加飾技法:華やかさと技術の高さ
漆器の表面を飾る技法も価値を大きく左右します。
漆で文様を描き金粉や銀粉を蒔きつける「蒔絵(まきえ)」、貝殻を埋め込む「螺鈿(らでん)」、漆の表面を彫って金箔を埋める「沈金(ちんきん)」、漆を塗り重ねて彫刻する「堆朱(ついしゅ)」、金粉を密に蒔いて梨の皮のような質感に仕上げる「梨地(なしじ)」など、高度で豪華な装飾が施されているほど高価買取が期待できます。
作者・産地:有名作家や伝統産地のブランド力
人間国宝に認定された作家(例:松田権六、室瀬和美、北村昭斎など)や、北大路魯山人、一后一兆といった著名な作家の作品は、美術品としての価値が高く、高額査定の対象となります。
また、「輪島塗(石川県)」、「山中塗(石川県)」、「会津塗(福島県)」、「紀州漆器(和歌山県)」、「京漆器(京都府)」といった有名な伝統産地の漆器も、その技術力とブランド力から価値が高いとされています。
時代:古いものの希少価値
一般的に、江戸時代以前に作られた漆器や、明治時代に海外輸出用に作られた質の高い漆器は、歴史的価値や希少性が高まり、高値で取引される傾向があります。
ただし、古くても状態が悪ければ評価が下がることもあります。
状態:保存状態の良し悪し
傷、欠け、ひび割れ、漆の剥がれ、変色、汚れなどが少なく、綺麗な状態であるほど価値は高まります。
しかし、状態が多少悪くても、作家物や希少なものであれば買取可能な場合も多いので、諦めずに専門家に見てもらうことが大切です。
付属品の有無:共箱や鑑定書は価値の証明
作家名や作品名が記された「共箱(ともばこ)」や、鑑定書、証明書などが揃っていると、その漆器が本物である証となり、価値が大きく高まることがあります。
特に有名作家の作品では、共箱の有無が査定額に大きく影響します。
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買取が難しい漆器とは?
買取が難しい、あるいは値段がつきにくい漆器も存在します。
素材が安価な量産品
買取不可、あるいは値段がつきにくい漆器として代表的なものは、プラスチック製や合成塗料(ウレタン塗装やカシュー塗装など)で作られた安価な量産品です。
これらは骨董的価値や美術的価値が低いと判断されることがほとんどです。
見分け方としては、軽く叩いたときの音(プラスチックは鈍い音)、重さ(軽い)、木目の有無(プラスチックにはない)などがあります。
「この漆器は木製なのかプラスチック製なのかもよく分からない…」という場合でも、専門の査定士であれば見極めることができますので、ご安心ください。
状態が著しく悪いもの
あまりにも破損がひどいものや、修復不可能なほど劣化が進んでいるものも買取が難しくなります。
ただし、前述の通り、有名作家の作品や希少性の高いものであれば、状態が悪くても価値が認められるケースもあります。
自己判断せずに、まずは専門業者に相談してみることが重要です。
「こんな状態では売れないだろう」と決めつけず、専門家の意見を聞きましょう。
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漆器の買取方法を比較!自分に合った方法は?
漆器の買取方法には、主に「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3種類があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、ご自身の状況やライフスタイル、漆器の量や種類に合わせて最適な方法を選びましょう。
店頭買取:直接相談して即現金化
店頭買取は、売りたい漆器を直接買取業者の店舗に持ち込み、その場で査定・買取してもらう方法です。
売りたい漆器が少量で持ち運びが苦にならない方、査定について直接詳しく話を聞きたい方、すぐに現金化したい方、そして自宅の近くに信頼できる買取店がある方におすすめです。
- 即日現金化が可能: 査定額に納得すれば、その場で現金を受け取れるため、最もスピーディーな方法です。
- 査定士と直接対話: 査定士と直接顔を合わせて相談できるため、疑問点をその場で解消しやすい。
- 予約不要な場合が多い: 営業時間内であれば、自分の都合の良い時に持ち込める店舗が多いです。
- 店舗まで運ぶ手間がかかる: 特に重いものや数が多い場合、または壊れやすい漆器の場合は慎重な運搬が必要です。
- 近隣に店舗がないと利用できない: 近隣に信頼できる買取店舗がない場合は利用しにくいです。
- 店舗の営業時間内に訪問: 店舗の営業時間に合わせる必要があります。
- 混雑時は待ち時間が発生: 店舗の混雑状況によっては、査定までに時間がかかることがあります。
- 店舗の専門性: リサイクルショップなどでは漆器の専門知識が乏しい場合があり、適正価格がつかない可能性があります。
出張買取:自宅で手間なく大量査定
出張買取は、買取業者の査定士が自宅まで訪問し、その場で漆器の査定・買取を行ってくれる方法です。
売りたい漆器がたくさんある方、または漆器のサイズが大きい・重い方、店舗まで運ぶのが難しい方や面倒な方、自宅でゆっくり査定を受けたい方、そして遺品整理などで他の品物も一緒に大量に査定してほしい方におすすめです。
- 手間がかからない: 交通手段がない方や、外出が難しい方でも気軽に利用できます。
- その場で現金化可能: 査定額に納得すれば、自宅でそのまま現金を受け取れる場合が多いです。
- 対面で相談できる: 査定内容について直接質問したり、価格交渉を試みたりできます。
- 高価な漆器や大量の漆器でも安心: 重いものや数が多い場合、あるいは価値が高く持ち運びが不安な場合に非常に便利です。
- 他の品物もまとめて査定してもらえる: 漆器以外の骨董品や美術品、貴金属やブランド品なども、業者によっては一緒に査定・買取してくれることがあります。
- 対応エリアが限定される場合がある: 業者によっては出張可能なエリアが限られています。
- 日時の調整が必要: 査定員が訪問する日時を事前に調整する必要があります。
宅配買取:全国どこからでも手軽に依頼
宅配買取は、売りたい漆器を買取業者に郵送し、査定・買取してもらう方法です。
近くに買取店舗がない、または出張買取エリア外にお住まいの方、日中忙しくて店舗に行ったり、出張査定の時間を取ったりするのが難しい方、非対面での取引を希望する方におすすめです。
- 全国どこからでも利用可能: 申込みから発送、査定結果の確認、入金まで、自宅にいながら全ての手続きが可能です。
- 自分のペースで準備可能: 梱包・発送作業を自分の都合の良い時間に行えます。
- 非対面で取引が完結: 忙しい方や対面でのやり取りが苦手な方にも向いています。
- 現金化までに時間がかかる: 荷物が業者に到着してから査定結果が出るまで数日かかることがあります。
- 梱包の手間がかかる: 漆器を自分で丁寧に梱包し、発送する必要があります。
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信頼できる漆器買取業者選びのポイント
数ある買取業者の中から、安心して任せられる優良業者を選ぶためには、以下のポイントをチェックしましょう。
- 専門知識と豊富な査定実績があるか
- 査定料・出張料・キャンセル料などが無料か
- 希望の買取方法に対応しているか(店頭・出張・宅配)
- 査定内容や金額の根拠を丁寧に説明してくれるか
- 口コミや評判が悪くないか
専門知識と豊富な査定実績があるか
漆器の価値を正しく判断するには、素材、技法、作家、時代背景など多岐にわたる専門知識が必要です。
業者のウェブサイトで買取実績(具体的な品物や価格)や得意分野、在籍する査定士の専門性などを確認しましょう。
専門の査定士がいるか、または漆器の取り扱い実績が豊富であるかは重要な判断基準です。
査定料・出張料・キャンセル料などが無料か
安心して査定を依頼するためには、これらの手数料が無料である業者を選びましょう。
査定額に納得いかなかった場合に無料でキャンセルできるかも事前に確認しておくことが大切です。
宅配買取の場合、キャンセル時の返送料が自己負担になるケースもあるため、その点も確認が必要です。
希望の買取方法に対応しているか(店頭・出張・宅配)
ご自身の状況や漆器の量、お住まいの地域に合わせて買取方法を選べる方が便利です。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、最適な方法を提案してくれる業者を選びましょう。
査定内容や金額の根拠を丁寧に説明してくれるか
なぜその査定額になったのか、どのような点が評価され、どのような点が減額対象となったのかを分かりやすく丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。
専門用語ばかりで説明が曖昧だったり、質問にきちんと答えてくれなかったりする業者は避けた方が無難です。
口コミや評判が悪くないか
インターネット上の口コミサイトやSNS、Googleマップのレビューなどで、実際にその業者を利用した人の評判を確認してみましょう。
良い評価だけでなく、具体的な査定の様子や対応について書かれた口コミは参考になります。
ただし、口コミはあくまで個人の感想なので、鵜呑みにしすぎず参考程度に留め、総合的に判断することが大切です。
クーリング・オフ制度について明記・説明があるか
訪問買取(出張買取)の場合、契約書面を受け取った日から8日以内であれば無条件で契約を解除できるクーリング・オフ制度が適用されます。
この制度についてきちんと説明があり、契約書に明記されている業者は、法令を遵守している信頼性の高い業者と言えるでしょう。
これらのチェックポイントを参考に、複数の業者を比較検討し、最も信頼できると感じた業者に依頼することが、後悔しない漆器買取の鍵となります。
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漆器を高く売るための準備とコツを解説
大切にしてきた漆器だからこそ、少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。
ここでは、査定に出す前にご自身でできる準備や、査定額アップに繋がるコツ、そして避けるべき行動について詳しく解説します。
査定前に軽く手入れする
査定に出す前に少し手間をかけるだけで、印象が良くなり査定額アップに繋がる可能性があります。
まず、漆器の状態を確認しましょう。
ホコリが付いている場合は、柔らかい布(木綿布や和紙など)や筆などで優しく払い落とします。
ただし漆器は非常にデリケートなので、無理な手入れは傷や剥がれの原因となり、かえって価値を下げてしまいます。
指紋や軽い汚れが気になる場合でも、強くこすったり研磨剤入りの洗剤を使ったりするのは避けましょう。
付属品を揃える
次に重要なのが、付属品の確認です。
特に以下のものは査定額に大きく影響するため、可能な限り揃えておきましょう。
- 共箱(ともばこ): 作家名や作品名が書かれた、その漆器専用の木箱です。真贋を証明する重要な手がかりとなり、有名作家のものでは共箱の有無で査定額が数十万円変わることもあります。
- 鑑定書・証明書: その漆器の価値を証明する書類です。あれば必ず一緒に提出しましょう。
- 説明書・栞(しおり)・仕覆(しふく): 購入時に付いてきたものがあれば、それも揃えておくと良いでしょう。茶道具の棗などには仕覆が付いていることがあります。
これらの付属品は、漆器の価値を裏付ける大切な要素です。
失くしてしまった場合でも買取は可能ですが、付属品が揃っている方が高価買取に繋がりやすいことを覚えておきましょう。
情報を正確に伝える
事前に作家名や作品名、おおよその時代などが分かっている場合は、それらの情報を査定士に伝えることも大切です。
作品に関する知識を持っていることを示すことで、より丁寧な査定が期待でき、適正な価格での交渉がしやすくなる場合があります。
まとめ売りをする
もし他にも売却を考えている骨董品や美術品があれば、漆器と一緒にまとめて査定に出すのもおすすめです。
単品で売るよりも、複数点をまとめて売ることで、業者側も買取総額を上乗せしやすくなる傾向があります。
業者によっては「おまとめ査定」による買取額アップのキャンペーンを実施していることもあります。
複数業者で相見積もりをする
少しでも高く売るために、複数の買取業者に査定を依頼し、見積もりを比較すること(相見積もり)もおすすめです。
業者によって得意な分野や販売ルート、在庫状況、査定基準などが異なるため、同じ漆器でも査定額に差が出ることがよくあります。
2~3社に見積もりを依頼し、提示された金額だけでなく、査定の根拠や説明の丁寧さ、対応の質なども比較検討すると良いでしょう。
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漆器の真贋(本物・偽物)を見極めるポイント
「この漆器、本物かな…?プラスチックじゃない…?」
そんな不安をお持ちの方のために、ご家庭でできる簡単な真贋チェックポイントをご紹介します。
ただしこれらはあくまで目安であり、正確な鑑定は専門家に依頼するのが確実です。
見た目と触感
- 光沢: 本物の漆は深みがあり、上品で複雑な光沢。使い込むと艶が増す。合成漆器(ウレタン塗装など)は均一で単調な光沢か、ギラギラしていることが多い。
- 質感: 本物の漆はしっとりと吸い付くような滑らかな感触で温かみがある。合成漆器はつるつる、またはプラスチック特有の感触。
- 重さ: 木製漆器は適度な重み。プラスチック製は軽い。木粉成形品(木乾)は見た目より重いことも。天然木でも比重の軽い木材(桐など)は軽く感じる。
- 木目: 天然木の漆器は木目が透けて見えることがある(拭き漆など)。息を吹きかけると一時的に結露して浮かび上がることも。プラスチック製には木目がない。
- 底の形状・厚み: 天然木のお椀などは底に厚みがあることが多い。プラスチック製は底が薄い傾向がある。
匂いと音
- 匂い: 本物の漆器は特有の漆の匂い(香ばしい、または少し刺激臭と感じることも。乾燥が進むと薄れる)がすることがある。合成漆器は無臭か、プラスチックや化学的な匂い。
- 音: 指で軽く叩くと、木製漆器は澄んだ「コンコン」という音や柔らかい音がすることがある。合成樹脂製品は鈍い低い「カチカチ」という音が多い。(ただし、素材や形状、厚みにより異なる)
表示と価格
- 品質表示: 製品の裏や箱に「漆器」とだけあれば天然漆の可能性。「合成漆器」「ウレタン塗装」「カシュー塗装」「天然木加工品(木粉と樹脂の成型品の場合あり)」などは天然漆ではない可能性が高い。
- 価格: 天然素材と手仕事で作られる本物の漆器は高価。極端に安価なものは合成素材の可能性が高い。
これらのポイントを参考に、お手持ちの漆器を観察してみてください。
もし判断に迷う場合は、無理に結論を出さず、専門の買取業者に見てもらうのが一番です。
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漆器買取のよくある質問Q&A
漆器の買取に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
不安な点や疑問点を解消して、安心して買取に臨みましょう。
作家名がない漆器や、箱がない漆器でも売れますか?
はい、売れる可能性は十分にあります。
作家名が不明な漆器や、作者のサインが入っていない無銘の漆器でも、作られた年代や使用されている素材(天然木、本漆など)、施された技術(精巧な蒔絵や螺鈿など)、産地の特徴によっては高く評価されることがあります。
また、無名であっても出来栄えの良い漆器は、骨董品としての価値や美術的価値が見出されることも少なくありません。
専門の査定士は、作品そのものの質を見極めます。
共箱(ともばこ)がない場合でも買取は可能です。
共箱は作家の真贋を証明したり、作品の来歴を示す重要な手がかりとなるため、あった方が査定額は高くなる傾向にありますが、漆器本体の価値が高ければ、箱がなくても買い取ってもらえるケースは多いです。
諦めずに一度専門業者に見てもらいましょう。
他の付属品(鑑定書、栞など)も同様です。
傷や汚れ、ひび割れがある古い漆器でも買い取ってもらえますか?
はい、状態が悪くても買取可能なケースは多くあります。
多少の傷、汚れ、ひび割れ、漆の剥がれなどがある漆器でも、有名作家の作品であったり、希少性の高いものであったり、歴史的価値のある古いものであったりすれば、十分に価値がつく可能性があります。
特に古い時代の漆器は、経年による劣化がある程度考慮されることもあります。
買取業者によっては、修復を前提として買い取ってくれる場合もあります。
自分で下手に修理しようとせず、まずはそのままの状態で専門家に見てもらうことが大切です。
「こんな状態では売れないだろう」と自己判断せず、複数の業者に査定を依頼してみることをお勧めします。
素材の見分けがつかない場合はどうすればいいですか?
最近の合成樹脂製品や木粉と樹脂の成型品(木乾)は精巧に作られており、一見しただけでは木製かプラスチック製か、あるいは本漆塗りかウレタン塗装かを見分けるのが難しい場合があります。
しかし、経験豊富な査定士は、重さ、質感、音、木目の有無、細部の作り、光沢、匂いなどから総合的に素材や塗料を見極めることができます。
ご自身で判断に迷う場合は、無理に特定しようとせず、査定の際に「素材がよく分からないのですが…」と正直に伝えてみましょう。
多くの買取業者では、素材が不明なものでも丁寧に査定してくれます。
家庭でできる簡易チェックリストも参考にしつつ、最終的にはプロの目に委ねるのが安心です。
査定に手数料や出張料はかかりますか?査定後にキャンセルできますか?
多くの優良買取業者では、査定料、出張料、キャンセル料は無料です。
ただし、業者によって対応は異なりますので、査定を依頼する前に必ず確認しましょう。
ウェブサイトに明記されていることが多いですが、不明な点は直接問い合わせるのが確実です。
特に宅配買取で査定額に納得いかず返送してもらう場合、返送料が自己負担になるケースがありますので注意が必要です。
査定額に納得がいかなければ、基本的にキャンセルは可能です。
契約成立前であれば、ペナルティなしでキャンセルできるのが一般的です。
無理に売却を迫るような業者は信頼できません。
安心して取引するためにも、事前にこれらの費用やキャンセル条件について明確にしておきましょう。
大量の漆器があるのですが、まとめて見てもらえますか?
はい、ほとんどの業者で対応可能であり、むしろ歓迎されることもあります。
大量の漆器をお持ちの場合は、出張買取を利用するのが非常に便利です。
査定士が自宅まで来て、一点一点丁寧に査定してくれます。
また、前述の通り、まとめて査定に出すことで、買取総額がアップする「おまとめ査定」などのキャンペーンを適用してくれる業者もあります。
遺品整理や蔵の整理などで大量の漆器やその他の骨董品が出てきた場合なども、遠慮なく相談してみましょう。
業者によっては、漆器以外の骨董品、美術品、茶道具、着物なども一緒に査定・買取してくれるため、一度に片付けが進むメリットもあります。
買取してもらえなかった漆器はどうすればいいですか?
残念ながら値段がつかなかった漆器や、買取を断られた漆器の処分方法としては、以下のような選択肢があります。
まず、フリマアプリやネットオークションで売る方法です。
自分で価格設定して販売できますが、写真撮影、商品説明、梱包、発送の手間や、個人間取引のトラブルのリスクも考慮しましょう。
次に、知人に譲る・寄付する方法です。
まだ使えるものであれば、必要としている人に譲ったり、NPO法人や支援に寄付したりする方法もあります。
送料が自己負担になる場合や、寄付できる品目に規定がある場合があるので事前に確認が必要です。
最終手段として、自治体のゴミとして処分することになります。
天然木の漆器は「燃えるゴミ」、プラスチック製のものは「燃えないゴミ」や「プラスチックごみ」など、素材によって分別が必要です。
一辺の長さが30cmを超えるような大きなものは「粗大ゴミ」扱いになることもあります。必ずお住まいの自治体のルールを確認してください。
まずは専門業者に買取可能か複数確認し、それでも難しい場合にこれらの方法を検討しましょう。
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