ブランドバッグや財布を宅配買取へ送るときは、査定前の状態を保ったまま届けることが大切です。バッグを小さな箱へ押し込む、金具を保護せず重ねる、防水せず紙袋だけで送ると、型崩れや擦れ、水濡れの原因になります。
この記事では、特定ブランドに限らず、ブランドバッグ・財布を安全に送るための準備、型崩れを防ぐ梱包手順、宅急便とゆうパックの特徴、発送前の注意点を解説します。買取会社から専用キットや指定配送方法の案内がある場合は、その案内を優先してください。
すべての商品に共通する送り方や、時計・宝石・ホビーなどの梱包方法は、親記事の商品別発送方法完全ガイドで確認できます。
発送前に確認したいこと
バッグや財布の中を空にする
バッグのポケット、内側のファスナー、カード入れ、小銭入れまで確認し、現金、カード、鍵、レシート、個人情報が分かるものをすべて取り出します。財布は見落としやすい隠しポケットも確認してください。
ほこりや小さなごみは、柔らかいブラシや乾いた布で無理なく取り除きます。素材を傷める可能性があるため、強い洗剤、アルコール、革用クリームを発送直前に自己判断で使うのは避けましょう。
付属品をそろえる
保存袋、購入時の箱、ギャランティカード、購入証明書、レシート、保証書、ショルダーストラップ、鍵、カデナ、クロシェット、替え金具などを確認します。付属品がなくても査定できる場合はありますが、モデル確認や再販時の情報として評価に関係する可能性があります。
カード類や購入証明書は、防水用の透明袋やクリアファイルへ入れます。購入証明書に住所や決済情報が記載されている場合は、買取会社へ必要範囲を確認してから同梱してください。
発送前の状態を撮影する
正面、背面、側面、底面、四隅、持ち手、金具、バッグ内部、ブランド表示、型番、目立つ傷や汚れを撮影します。財布も表裏、角、ファスナー、カード入れ、小銭入れの状態を残します。
付属品を並べた写真、バッグへ詰め物をした状態、梱包途中、封をした箱も撮影しておくと、発送前の状態と同梱内容を説明しやすくなります。写真があるだけで補償が確定するわけではありませんが、確認資料として役立ちます。
送料・返送料・補償を確認する
送料無料でも、査定を断った場合の返送料、一部だけ返却する場合の費用、指定外配送を使った場合の扱いは会社ごとに異なります。また、高額バッグを送る場合は、配送サービスの責任限度額と取扱上限を確認してください。
ブランドバッグの正しい梱包方法
1. 型崩れを防ぐ詰め物を入れる
バッグ内部へ薄紙、不織布、柔らかいエアクッションなどをふんわり入れ、自然な形へ整えます。新聞紙はインクやにおいが移る可能性があるため、商品へ直接触れさせません。詰め物を入れ過ぎて革や縫い目へ圧力をかけないことも大切です。
折りたたみ式として販売されているバッグを除き、収納時に付いた癖と違う方向へ無理に折らないようにします。底板がある場合は、曲げずに本来の位置へ戻します。
2. 持ち手と金具を保護する
持ち手は不織布や柔らかい薄紙で包み、バッグ本体へ直接押し付けないようにします。チェーン、ファスナーの引き手、カデナなどの金具も個別に包み、革や布へ擦れない位置で固定します。
ショルダーストラップを外せる場合は、強く巻かず、ゆるくまとめて別の袋へ入れます。取り外せないストラップは、バッグの形を崩さない範囲で本体の周囲へ沿わせます。
3. 防水用の袋へ入れる
バッグ全体を清潔な大きめのポリ袋へ入れ、水濡れを防ぎます。保存袋がある場合も、保存袋だけでは防水できないことがあるため、その外側へ防水袋を重ねます。
密閉し過ぎると空気が抜けず箱へ収まりにくくなる場合があります。商品を圧縮せず、袋の余分な空気だけを抜いて口を閉じます。湿った状態のバッグは密閉せず、十分に乾燥させてから梱包してください。
4. 緩衝材で外側を保護する
防水したバッグの周囲をエアクッションや柔らかい緩衝材で包みます。角、底、金具周辺を重点的に保護します。気泡緩衝材の凹凸を直接デリケートな革へ長時間当てないよう、先に不織布や袋を挟むと安心です。
5. バッグより少し大きい段ボールを選ぶ
バッグを無理なく水平に入れられ、全方向へ緩衝材を入れられる段ボールを選びます。大き過ぎる箱は輸送中に中身が動きやすく、小さ過ぎる箱は型崩れの原因になります。
箱の底へ緩衝材を敷き、重い物を同梱する場合はバッグの上へ置きません。複数のバッグを送るときは、一点ずつ防水・個包装し、金具同士が接触しないよう仕切ります。箱を閉じる前に軽く動かし、中身が移動しないか確認します。
梱包資材は清潔さと強度で選ぶ
再利用の段ボールでも発送できますが、湿気、におい、油染み、深い折れ、角潰れがある箱は避けます。底面は中央の合わせ目だけでなく、両端までテープで補強します。布製バッグや淡い色の革へ色が移らないよう、柄入りの新聞紙や印刷物を商品へ直接触れさせないことも大切です。
緩衝材は、バッグ内部の形を保つ柔らかい素材と、外側の衝撃を抑えるエアクッションを使い分けます。テープをバッグ、保存袋、購入時の箱へ直接貼らず、防水袋や外装側だけに使用してください。
複数点を一箱へ入れる場合
バッグ、財布、付属品を一点ごとの組に分け、番号を書いたメモを添えると確認しやすくなります。大きなバッグの中へ財布や別のバッグを入れて箱数を減らすと、内装や形を傷める場合があります。入れ子にせず、箱の中でそれぞれ独立して固定しましょう。
ブランド財布の梱包方法
財布の形を整える
カード、小銭、紙類をすべて取り出し、自然な厚みに戻します。財布を薄く見せようとして強く押さえたり、折り癖と違う方向へ曲げたりしません。ラウンドファスナー型は、ファスナーへ負荷がかからない状態で閉じます。
金具・ファスナーを保護する
ファスナーの引き手、ホック、ロゴ金具などが表面へ当たる場合は、薄紙や不織布を挟みます。チェーン付きウォレットは、チェーンを個別に包み、本体へ擦れないようにします。
防水して小箱へ固定する
保存袋や購入時の箱がある場合は財布を入れ、その外側を防水袋で保護します。購入時の箱がなくても、財布より少し大きい小箱を用意し、薄い緩衝材で四方を固定します。
財布は小さいため、封筒や紙袋だけで送れそうに見えますが、角潰れや圧迫を防ぐには段ボールが適しています。小箱を大きな外箱へ入れる場合も、外箱の中で動かないよう固定してください。
発送方法を比較|宅急便とゆうパックの特徴
以下は2026年8月5日に公式情報を確認した一般的な特徴です。買取会社の指定配送がある場合は指定を優先し、最新条件を発送前に確認してください。
| 項目 | ヤマト運輸 宅急便 | 日本郵便 ゆうパック |
|---|---|---|
| 追跡 | あり | あり |
| 集荷 | 対応 | 対応 |
| 主なサイズ上限 | 3辺合計200cm・30kg以内 | 3辺合計170cm・25kg以内 |
| 一般的な補償 | 責任限度額は1個30万円 | 通常30万円までの損害賠償制度 |
| 高額品 | 一梱包30万円超の高価品は取扱条件に注意 | 30万円超や貴重品はセキュリティサービス等の専用条件を確認 |
| 向いている場面 | 買取会社の指定便や集荷に採用されている場合 | 郵便局から送りたい場合、専用条件を確認した高額品 |
補償上限は、事故時に上限額が必ず支払われるという意味ではありません。実損額、事故原因、梱包状態、運送約款に基づいて判断されます。特に一箱の合計価値が30万円を超える場合は、自己判断で発送せず、買取会社へ内容品を伝えて指定方法を確認しましょう。

発送前にやってはいけないこと
- 紙袋や保存袋だけで送る:水濡れ、圧迫、角潰れを防ぎにくいため、丈夫な段ボールを使用する
- 緩衝材を入れない:箱の中でバッグや財布が動くと、擦れや金具傷の原因になる
- 濡れた状態で密閉する:においや素材変化につながるため、十分に乾燥させる
- 付属品をまとめて放り込む:金具や鍵が商品へ当たらないよう個別に包む
- 商品箱へ伝票を直接貼る:購入時の箱も付属品なので、別の外箱へ入れる
- 箱に入れるため無理に折る:本来の収納方法でない折り方は型崩れやひび割れの原因になる
査定前の状態を保つポイント
保存袋・箱・付属品を一緒に送る
保存袋や箱が必ず査定額を上げるとは限りませんが、モデルや購入経路の確認、保管、再販に役立つ場合があります。商品と付属品の組み合わせが分かるよう、同じ袋や小箱にまとめます。
クリーニングし過ぎない
表面のほこりを乾いた柔らかい布で払う程度にとどめ、素材に合うか分からない薬剤やクリームは使用しません。シミを強くこする、金具を研磨する、革へ水を使うと状態を悪化させる可能性があります。
においを隠そうとしない
香水や消臭剤を直接かけると、新たなにおいや変色の原因になります。風通しのよい日陰で自然に換気し、湿気を取ってから梱包します。防虫剤や芳香剤と同じ袋へ入れないようにします。
写真と伝票控えを残す
発送前の状態、付属品、梱包手順、外箱を撮影し、追跡番号と伝票控えを査定完了まで保存します。高額品は購入記録や修理履歴も確認できるようにしておくと、問い合わせ時に整理しやすくなります。
宅配買取と店舗買取はどちらが向いている?
| 比較項目 | 宅配買取 | 店舗買取 |
|---|---|---|
| 移動 | 自宅から発送できる | 店舗へ持ち込む |
| 梱包 | 利用者が行う場合が多い | 発送梱包は不要 |
| 説明 | メール・電話・査定明細で確認 | その場で質問しやすい |
| 人目 | 店へ入る必要がない | 店舗の個室・半個室等による |
| 高額品 | 補償と取扱条件の事前確認が必要 | 配送事故を避けて対面相談できる |
宅配向き:店舗へ行く時間を取りにくい人、複数のバッグ・財布をまとめたい人、自宅で梱包できる人。
店舗向き:高額品を配送したくない人、その場で査定理由を聞きたい人、梱包が難しい大きなバッグを相談したい人。
売却先は、ブランド品買取のおすすめ業者比較、財布買取のおすすめ業者とブランド別相場から比較できます。売り方自体を迷っている場合は売却方法完全ガイドをご覧ください。
よくある質問
ブランドバッグは紙袋で送れますか?
紙袋は水濡れや圧迫に弱いため、宅配買取では丈夫な段ボールがおすすめです。買取会社から指定資材が届く場合は、その案内に従います。
購入時の箱がない場合はどう梱包しますか?
購入時の箱がなくても、バッグより少し大きい段ボールを用意し、内部へ詰め物、防水、外側の緩衝材で保護できます。箱なしでも査定可能かは買取会社へ確認してください。
宅配買取の送料は無料ですか?
会社によって異なります。発送送料が無料でも、キャンセル時の返送料や一部返却の送料が利用者負担の場合があります。申し込み前に規約を確認しましょう。
発送中の破損には補償がありますか?
配送方法と規約によって異なります。補償上限、対象外品、梱包条件を確認してください。詳しくは発送中の破損・補償・責任の解説で紹介しています。
ブランドバッグは折りたたんで送ってもよいですか?
メーカーが折りたたみ収納を想定した商品を除き、無理に折るのは避けます。型崩れや素材のひび割れを防ぐため、自然な形を保てる箱を選びましょう。
バッグと財布を同じ箱へ入れてもよいですか?
一点ずつ個包装し、金具同士が触れず、箱の中で動かないようにすれば同梱できる場合があります。申し込み点数や箱数の指定は買取会社へ確認してください。

まとめ
ブランドバッグ・財布は、発送時の型崩れ、擦れ、水濡れを防ぐことが重要です。バッグ内部へ無理のない詰め物を入れ、持ち手と金具を個別に保護し、防水したうえで適切な大きさの段ボールへ固定します。財布も封筒だけで送らず、小箱と外箱で圧迫を防ぎましょう。
配送中に状態が変われば査定へ影響する可能性があるため、「発送」も査定準備の一部です。配送会社の条件は改定されることがあるので、利用前に最新の公式案内と買取会社の規約をご確認ください。
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配送条件の確認日:2026年8月5日。参照:ヤマト運輸 宅急便のサイズ、ヤマト運輸 高額品の取扱い、日本郵便 ゆうパック、日本郵便 損害賠償制度






